科目名: 社会政策研究
担当者: 益村 眞知子
対象学年 | クラス | [001] | |
講義室 | 開講学期 | 前期 | |
曜日・時限 | 単位区分 | ||
授業形態 | 一般講義 | 単位数 |
準備事項 | |
備考 |
講義の目的・ねらい(講義概要) | 社会政策の基礎概念や基本的体系、そして福祉国家の国際比較に関する基本的内容を理解することを目的とする。 最初に、社会政策の基本的概念、福祉国家と社会政策との関連について講義する。次に、福祉国家類型論について展開し、グローバル化時代の福祉国家の変容について考察する。その際、比較福祉国家論に関する文献サーベイを行い、社会政策、労働経済学、社会保障・社会福祉政策、家族政策との関連についても検討することによって、社会政策体系の修得を目的とする。 |
講義内容・演習方法(講義企画) | 第1回 社会政策の基礎概念 第2回 福祉国家と社会政策 第3回 福祉国家類型論 (1)N.Furnis & T.Tilton, R.Mishra による分類 第4回 福祉国家類型論 (2)G.Esping-Andersen による分類 第5回 グローバル時代の福祉国家 (1) 福祉国家への挑戦と過去10年間の対応 第6回 グローバル時代の福祉国家 (2)グローバル時代の福祉国家のジレンマ 第7回 スカンジナビアの福祉国家 (1)スカンジナビア諸国の社会政策と社会保障 第8回 スカンジナビアの福祉国家 (2)スカンジナビア型福祉国家の特徴と課題 第9回 西欧福祉国家 (1)西欧福祉国家の社会政策と社会保障 第10回 西欧福祉国家 (2)西欧福祉国家の特徴と課題 第11回 アメリカ型福祉国家の特徴と課題 第12回 日本型福祉国家の特徴と課題 第13回 東アジア型福祉国家の可能性 第14回 福祉国家の国際比較の小括 第15回 総括 |
評価方法・評価基準 | 評価基準:平常点(議論内容などの授業参加状況)とレポートにより評価する。 評価方法:平常点50%、レポート50% |
履修の条件(受講上の注意) | 十分に予習しておくこと |
教科書 | G.エスピンーアンデルセン編・埋橋孝文監訳『転換期の福祉国家』早稲田大学出版部、2003年 |
参考文献 | 埋橋孝文編著『比較のなかの福祉国家』ミネルヴァ書房、2003年 丸尾直美他編『福祉政策と労働市場』ノルディック出版、2008年 |
特記事項(その他) |

